We are Team-POCs, a professional collective of web designers and operations consultants dedicated to supporting sole proprietors and owners of small businesses.
Building a website is not the goal. Using it to achieve real objectives is the only goal.
We work side by side with committed owners, accompanying them toward their true goals.
We are not the ones who should be running. The owner runs.
Our role is to support that effort and ensure the owner reaches the finish line.
There is no such thing as reaching a goal by outsourcing everything. You must run yourself.
We stay beside you, accompany you, and see you through to the end.
That is the one and only mission entrusted to Team-POCs.

営業カレンダーは必須か? お客様の「わがまま」が生んだ機能

Co-Creation: The Gastro Engine Calendar

「営業カレンダーは、飲食店のホームページには必須のアイテムになるでしょうか?」

独自システム「Welina OS」が完成するまで、私たちTeam-POCsもご多分に漏れず、世の中に広く配布されている既存のプラグイン(拡張機能)を使うことが多くありました。

世界中の優秀な開発者が作ったプラグインは実によくできています。たくさんのサイトオーナーが利用しているものであれば、バグが出ることもほとんどありません。

ただ、お客様の「100%かゆいところ」に手が届くプラグインを見つけるのは、はっきり言って至難の業でした。

「ここをもう少しこうしたい」「あそこをもっとこう見せたい」 日々、ご自身のビジネスに真剣に向き合うクライアントの皆様から要望をお聞きしていると、通常のプラグインの仕様だけではどうしても対応しきれない壁にぶつかることが多々あったのです。

そこで私たちは、汎用的なプラグインに頼るのをやめ、特定の業界に特化した独自の「Engines(エンジン:MU-Plugins)」をゼロから開発することにしました。

その記念すべき第1号となったのが、飲食店に特化した必須機能を集約した「Gastro Engine」です。

そして、このエンジンの中核となる機能の一つが「営業カレンダー」でした。 詳細は割愛しますが、これまで私たちが伴走してきた飲食店サイトの「多く」で、カレンダーに関する似たような、しかし少しずつ違うご要望があったのです。

CASABLANCA D-Barのカレンダー
ラウンジ蓮のカレンダー

Welina OSがリリースされてから、これまでに2つの飲食店様のホームページを公開いたしました。一つは「ラウンジ蓮」様、もう一つは「CASABLANCA D-Bar」様です。どちらも横浜・関内にある素敵なお店です。

同じ飲食系のお店ですが、カレンダーの使い方はまったく異なります

ラウンジ蓮様は、スタッフの女の子のお誕生日やクリスマスといった「イベント」を皆様にお知らせしたいというご要望がありました。一方、CASABLANCA D-Bar様は、ゴールデンウィークなどの祝日に伴う「特別営業」や「振替休業」といった、変則的になる営業予定を正確に表示したいというご要望でした。

ベースとなるカレンダーの形は同じでも、お店によってそこに書き込む「予定(中身)」がまったく違うのです。

これって、昭和から平成にかけて、どこのご家庭の壁にも掛かっていた「家族の壁掛けカレンダー」に似ていると思いませんか?

あるご家庭では、お父さんの出張や子どもの学校行事を赤ペンで記入し、別のご家庭では、その日のお夕飯の献立が細かく書き込まれている……。それと同じように、各飲食店様によってカレンダーに書き込みたい「独自の項目」があるのです。

私たちの「Gastro Engine」のカレンダー機能は、「お客様の熱を帯びた要望に、ありふれたプラグインだけでは応えられない」という、技術者としてのジレンマから生まれました。

今となっては、デザインの自由度も高く、どのお店でも直感的に使いやすい機能へと成長しています。 一見、無理難題に思えるお客様の「わがまま」こそが、私たちのシステムを進化させるかけがえのない種になる。このカレンダーは、まさにその「共創(Non-zero-sum game)」の証なのです。

9 May. 2026

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