クライアントの店には行くべきではない?伴走者が陥る「シンクロ」の罠
Why We Fall in Love with Our Clients' Tastes
「ホームページの制作業者は、クライアントのお店には行くべきではない」……というのは、もちろん嘘です(笑)。
お店のホームページを作るにあたり、オーナーの情熱、お店にかける想い、仕入れの確かさ、そして現場の空気感。
さらには「今夜のイチオシは何か」といった日々の息遣いまで。
実は、それを誰よりも深く知っているのは、伴走者である「私たち」なのかもしれません。
私はホームページを制作し運用していく上で、できる限りクライアントのお店や事業に「シンクロ(同調)」するようにしています。
客として実際にお店へ足を運び、美味しい料理を味わい、オーナーと語り合う。
それはシステムを作る側としての解像度を極限まで高めるための勉強でもあり、今後新しく同業のお客様の伴走をする際の強力な「武器(知見)」にもなるからです。
「作って終わり」の業者には絶対にできない、この泥臭いシンクロこそが私たちの強みです。
ただ、この深すぎるシンクロには、一つだけ困った「副作用」があります。
それは、美味しいものにめっぽう弱くなってしまうことです。
昼前にクライアントの皆様から送られてくる「今日の特別メニュー」や「限定入荷の日本酒」といった魅力的な一次情報。
それらをWelina OSに乗せてインターネットへ拡散するたびに、私の心は激しく躍ってしまい、仕事中にもかかわらずお腹が空いて仕方ありません。
「もう私にはその美味しそうな写真を見せないで欲しい(笑)」と本気で思ってしまうほどです。
しかし、私たちがそれほどまでに心を動かされる情報だからこそ、画面の向こう側にいる本当のお客様の心にも深く刺さるのです。
私たちはこれからも、皆様の美味しい料理や素晴らしいサービスに全力で心を躍らせながら、共に走り続けます。
10 May. 2026